松山学院高等学校

松学ニュース

4月8日入学式

式辞

 

松山の大地を慈雨じうが潤し、星岡山ほしおかやまの桜が新入生の門出を祝うかのように咲き誇るこの佳き日に、令和6年度 松山学院高等学校入学式を挙行できますことは、この上ない喜びでございます。

本校は1891年(明治24年)1月14日、アメリカ合衆国の宣教師コーネリア・ジャジソン先生によって創立された、134年目を迎えるキリスト教主義教育の高校です。

創立当時の愛媛県はというと、現在の小中高校生にあたる子どもの数が16万人。それに対し学校に通えていた子どもは、わずか4万人。つまり、4人に一人しか学校に通えていない時代でした。

その様子を見た先生は「子どもたちに学べる場所を与えたい」と学校を創ることを決意されました。

また、その時、彼女を手伝って、マツガクの開校に尽力した3人の青年がいました。その内の一人が、のちに初代校長となった西村清雄すがお先生です。

西村先生はどんなに多くの仕事をこなしても、いっさい報酬を受け取らなかったそうです。彼は、ジャジソン先生に英語を教えてもらえるだけで十分だと考えていたからです。

もちろんジャジソン先生も、お金のほとんどを学校のために使い、ご自身は決してぜいたくをされなかったそうです。

「子どもたちの幸せのために」を貫いた心優しい人々の手によって本校は建学されました。

このマツガクに込められた先人の願いに、思いを馳せてください。こんなにも素敵な歴史と伝統を持つ学校が、今日からみなさんの母校です。

そして、マツガク生の幸せを願って立てられた教育方針が「あいさつ、そうじ、読書、社会貢献」の4つです。簡単なことのようで、この4つを実践できている人は多くありません。そこには人として大切なことが詰め込まれています。

近い将来、本校で成長を遂げたみなさんの中から、世界的な課題にプレーヤーとして参加し、リーダーとなって活躍してくれる人が現われることを願っています。

保護者の皆様、「お子様のご入学、誠におめでとうございます。」立派に成長されたお子様の姿に感慨もひとしおのことと存じます。

松山学院高校では、教職員が一丸となり、生徒一人ひとりの可能性を引き出し、子どもたちの夢の実現のために努力して参ります。

そして、保護者の皆様と学校が「チーム・マツガク」となって、同じ歩調で歩み、子どもたちを見守り支えていきたいと思っています。どうか本校の教育方針をご理解いただき、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、期待と希望に満ちあふれた375名の新入生に、声を限りにエールを送り、卒業まで先生たちが愛情をもって接し、共に歩む安心・安全な学校であることを約束して、式辞といたします。

 

令和6年4月8日

松山学院高等学校 校長 吉田慎吾

 

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