松山学院高等学校

マツガクニュース

第2学期終業式(校長式辞)

おはようございます。いよいよ今日で2学期が終わります。

みなさんにとって、この学期は、どんな4カ月だったでしょうか?

 

みんなで盛り上がったマツガク祭、

1800人を超える人たちが訪れたマツガクフェスティバル、

 

校長先生にとっては、

生徒と先生の手による、新たなるマツガクの歴史と、

たくさんの思い出を作ることができた学期になりました。

 

今日は、そんな2学期の締めくくりに、一つ、

みなさんに考えてほしいことがあります。

 

それは、みなさんの「当たり前」についてです。

 

例えば、家族、例えば、友人の存在ですが、

みなさんにとっては、ごく自然で当たり前ですよね。

 

でも、もし、家族やみなさんの世話をしてくれている大人がいなくなったら・・・

もし、友だちがそばに、いてくれなかったら・・・

みなさんの素敵な高校生活はなくなってしまいます。

 

このように、みなさんの身のまわりに、当たり前にあるものが、

どれほど大切で、ありがたいものなのか・・・

 

そこで、その一例として、あることが当たり前の「水」に焦点を当てて、

その大切さについて考えてみたいと思います。

 

この地球上で私たちが使える水は、「水といわれるもの」の中で、

わずか0.01%しかないのです。

 

我々の「水」は、信じられないほど貴重なのですが、

でも、どこかピンときませんよね。

蛇口をひねれば、飲み水が当たり前に出てくる国だから・・・。

 

世界中では、このとてつもなく貴重な飲み水を、

82億人が分け合ったり、奪い合ったりしているのです。

水のある生活は、奇跡と言っても過言ではありません。

 

そのことを昔の日本の人はこんなふうに言っています。

「親の恩と水の恩は送られぬ」・・・と。

 

この意味は、親から受けた恩と水の恩恵とは、報いることができないくらい大きいという意味です。

 

水一つ取っても、これほど当たり前ではないのです。

校長先生からのお願いです。

 

まずは、みなさんの周りにある、すべての当たり前に感謝して、一つひとつを大事にしてみましょう!

 

きっとみんなが笑顔になれて、幸せになれると思います。

 

全校生徒、全教職員のみなさんの幸せを祈ります。

 

令和6年12月20日

校長 吉田 慎吾

カレンダー

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

年別アーカイブ