松山学院高等学校

松学ニュース

看護科専攻科卒業式

式辞

木々の芽吹きが始まり、春の息吹を感じる今日の佳き日、令和5年度松山学院高等学校看護科専攻科第18回卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、教職員にとりましても大きな喜びであります。

ただいま卒業証書を授与されました11名の卒業生の皆さん、「卒業おめでとうございます」

皆さんは専攻科進級以来、誠実に努力を積み重ね、本校所定の教育課程を修了し、めでたく今日の日を迎えられました。

思い起こせば、この2年間、皆さんはひたすら看護師国家試験合格というゴールを目指して、毎日、努力を重ねてきました。

中でも日々学んだ教養科目、看護科目は、どれをとっても高度で難解な学習ばかりでした。でも、その関門をすべて突破して皆さんは今日という日を迎えたのです。

本当によく頑張ってきたと思います。

一方で、先生方も皆さんを応援しようと共に踏ん張ってくれました。社会に貢献できる人材、人間性豊かな看護のスペシャリストを育てようと、懸命に支えてくれました。

振り返ってみてください。友人と共に切磋琢磨して高め合った日々を、それは皆さんにとってかけがえのない青春の日々であり、師弟同行の日々だったと思います。

その一日一日の思い出が、経験となり、自信に変わり、皆さんは自分が気付かないうちに、自らの限界を押し上げていたのです。皆さんの可能性は、さらに大きく広がっています。自分の力を信じて、自分の決めた道を自分らしく歩んでください。

保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。慈しみ大切に育ててこられたお子様の立派に成長された姿に、感慨もひとしおのこととご推察申し上げます。

本校専攻科での2年間を経て、お子様は心身ともにたくましく、頼もしい大人へと成長されました。

今後も、お子様の輝ける前途を温かく見守っていただきますようお願いいたします。

皆様には、2年間にわたり、本校のために、多大なるご支援とご協力を賜りましたことを、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。

終わりに、11名の卒業生の皆さん一人ひとりが、マツガク生としての誇りを胸に、それぞれの世界に力強く旅立ち、幸せになってくれることを願って式辞といたします。

令和6年3月4日

松山学院高等学校 校長 吉田慎吾

 

 

 

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