松山学院高等学校

松学ニュース

合同防災訓練

3月14日(火)、
松山南消防署のご協力のもと、久米地区自主防災組織連合会と松山学院高等学校による

合同防災訓練

が行われました。

合同防災訓練は今回が初めてのものではなく、新型コロナウィルスをはじめとした感染症拡大予防等の理由で計画をしては中止が続き、今回5年ぶりに実施することができました。

訓練には全校生徒と地域の方々とで約630人が参加しました。

訓練では、全校生徒シェイクアウト訓練を行い、運動場に退避しました。

点呼完了後、普通科と調理科(1年生)の生徒は起震車による地震体験訓練、水消火器を使った消火訓練、煙体験ハウスでの煙体験訓練を運動場と駐車場で実施しました。

看護科、福祉科の生徒は地域の方々と一緒に体育館で避難所を意識して段ボールを使ったベッド、パーテーションの作成訓練、救助機材を使った救出訓練専攻科1年生による救命講習が実施されました。さらに調理科2年生は調理実習室にて非常食をアレンジした弁当作りをしました。

訓練は約2時間実施され、貴重な体験ができました。特に、今回の合同防災訓練では、専攻科1年生が救命講習の講師役を行ったり、クラスの代表生徒が事前に消防士から教わった消火器の使い方をクラスメートに教えるといった、生徒が主体となって行った訓練となりました。

訓練の終了式では松山市南消防署長の山本様からは実際、南海トラフ巨大地震が起こった際には自助・共助が大切で、自分の身を守るためには地震のメカニズムを知ること、ハザードマップを把握しておくこと、そして、阪神淡路大震災からの教訓で、地域と共にお互いが命を守る行動をとらなくてはならないことを教えていただきました。

また、久米地区自主防災組織連合会会長の玉井様からは、大規模災害が発生した時に命を守る効果を上げるためにも、今後も定期的に地域と学校が連携した合同防災訓練を継続してご協力いただけると話をしてくださりました。

最後に徳永教頭より、お礼の言葉と生徒会が中心となって実践している「マツガクファミリープロジェクト」についての説明をしてくださり、訓練を終了しました。

訓練終了後には、2年生の調理科生が愛情を込めて作った非常食をアレンジした「防災弁当」を、お世話になった消防署員の方々、地域の方々にお渡ししました。消防署員の方からは美味しかったとお褒めのご連絡もいただきました。

改めまして、今回の合同防災訓練にご参加いただいた地域住民の方々、消防職員の皆様、本当にありがとうございました。

今後も本校では、生徒を守るのはもちろんのこと、地域住民の方、消防や自治体とも連携して、災害に強い学校を目指していきたいと思いますのでご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

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