松学ニュース
母性臨地実習☆看護科専攻科1年生
- 2021.01.20
- 看護科
1月5日から母性臨地実習の予定でした。しかし、新型コロナ感染症の影響で、
中止となり、学内での代替授業となりました。初めての母性実習を楽しみに、
自己学習などの準備もしっかりと行っていたのでとても残念に思いました。
学内で、1週目は、新生児と褥婦の事例で、アセスメントを行い、
看護計画を立案しました。妊娠・産婦・褥婦・新生児は、患者ではないが、
急激な生理的な変化の中で異常へと移行しやすい時期だと再認識しました。
正常をしっかり理解し、観察を密に行うことで、正常からの逸脱を予防し、
本来持っている力を引き出せるよう支援することが大切だとわかりました。
2週目は、DVDで、分娩経過・産褥早期、新生児の胎外環境への適応などの
理解を深めました。また、愛媛医療器株式会社さんの協力で、妊婦腹部触診・
分娩監視装置・助産シュミレーターの3つの装置をお借りでき、レオポルドの
触診法や胎児心音聴取の臨場感のある実習ができました。紙面やDVDでは
わかりにくかった胎児の回旋やCTGの基本的な判読も理解できました。
最終日、各グループで沐浴指導を実施しました。沐浴は、実技テストで
合格していたため、問題なく実施できましたが、指導をするということの難しさを
感じました。校内実習の最後に、実際の分娩のDVDを見ました。
自分もこうして母から生まれてきたのだと思うと、感謝の思いでいっぱいになりました。
そして、生まれてきて生きているということが奇跡のようなことだとも感じました。
今まで、臨地実習に行くのは当たり前のように思っていましたが、実際に体験できる環境を
提供してくださっていたことが大変ありがたいことだと思いました。
分娩監視装置装着
CTG判読
沐浴指導実習
沐浴指導用パンフレット