マツガクニュース
インターハイ壮行礼拝
- 2025.07.14
- 学校行事
自転車競技部のインターハイ壮行礼拝が行われました。
【吉田校長からのメッセージ】
勝負している相手に勝つことは簡単なことではない。
誰もが必死で戦っている。
ましてや、その戦いが日本一をかけたものともなると、
そのプレッシャー、難易度は尋常じゃない。
もちろん、私にはそんな経験がない。が、一度だけそれを目の当たりにしたことがある。
自転車競技部の12連覇がかかった福岡、大分での戦い。
「日本一を11回も続けている天下のマツガクなのだから、なんとかしてくれるだろう。」
私はそんな気持ちで安心して観戦していました。
ところが、どのレースも紙一重の勝負、ぎりぎりの戦いばかり…。
レース会場は、とんでもない緊張感に包まれていました。
必死に、もがきながらゴールを目指す選手たちを観て、私は彼らが落車してケガをしないか、
そればかり心配していました。
マツガクの選手は、ゴール直前で相手選手を抜き去り、
やっとの思いでポイントを積み上げ、前人未踏のV12を成し遂げたのです。
改めて「勝つことは簡単ではないと、思い知らされました。」
そんな中、みなさんは見事に勝ち切り、この夏の全国大会への出場権を獲得しました。
四国チャンピオンとして。
マツガクに敗れインターハイに出場できない愛媛、四国の他校の選手たちの分も、
鳥取県で大暴れしてください。
最後に、「相手に勝つこともさることながら、自分のベストパフォーマンスを!」
そして、ケガなく、元気な姿でマツガクへ帰ってきてください。
このインターハイからマツガク自転車競技部の新たな歴史の1ページが始まります。
令和7年7月14日
松山学院高等学校
校長 吉田 慎吾